もくじ
webプログラマーとは?
Webプログラマーとは、例えばAmazonのようなECサイトから、Youtubeのような動画共有サイトなど、webを介して動作するアプリケーションを開発するエンジニアのことです。
webプログラマは、名前こそ「プログラマ」ですが、webサービスの企画や設計を行うこともあるし、UI/UXのデザインをしたり、DBやインフラ周りの面倒を見たり、PHPやJavascript、Railsなんかでゴリゴリコードを書いたりと、割と幅広く全部やるカルチャーの会社が多い印象があります。
そもそもwebの世界では、SIerなどとは異なり、要件定義や設計を行う上流エンジニアと、コーディング、テストなどの下流工程を担当するプログラマーのような、明確な分業体制がとられていないケースがほとんどです。
なので、本来ならweb「プログラマ」という呼び方自体、そもそもあまり適切とは言えないのかもしれません。
(フロントなのかサーバーサイドなのか、webコーダーとは何が違うんだとか、いろいろ問題がありそうです…)
実際、私の知り合いのweb系企業で働くエンジニアは、Webデベロッパー(Web開発者)と名乗っておられます。
ただ実際問題として、「webプログラマ」というキーワードで検索して情報を求めている方が一定数いらっしゃるので、
この記事では、Web開発に関わるエンジニア(ちょっとHTMLやCSSをいじれる程度のデザイナーみたいな人は除いて)のことを、Webプログラマという言葉で呼ばせていただこうと思います。
webプログラマーの平均年収
さて、本題のWebプログラマの年収ですが、お役所や大手の転職サイトが出しているような、信頼出来るソースが見つからなかったので、
「webプログラマ 年収」というキーワードでググった結果を見て、比較的信頼できそうなWebメディアを中心に、各サイト様で紹介されている金額を引用させていただこうと思います。
参考サイト | webプログラマの平均年収 |
---|---|
Internet Academy | 約400万円 |
平均年収.jp | 約490万円 |
MOREWORKS | 約419万円 |
転職口コミjob | 約430万円 |
Career Garden | 350-500万円 |
Callingood | 400-600万円 |
次に、大手の転職サイトに掲載されている求人をもとに、webプログラマの年収レンジをまとめてみました。
リクナビネクスト | 300-780万円 |
type | 250−500万円 |
Green | 350−1,950万円 |
最低が年収およそ250万円から、最高はなんと年収1,950万円という、とんでもなく幅のある結果となりました。
(※データは2016年8月時点のものであり、非公開求人などは含まれておりません。)

webプログラマーの場合、平均年収なんか調べても無意味!
ご覧の通り、webプログラマのお給料は本人のスキルと会社によって、あまりにも激しく差があります。
あなたが本当にコーディングしかできない、それもPHPだけ、とかのWebプログラマなら高い給料は望めないでしょうし、
フロントからバックエンド、DB、インフラまで何でもござれで、大規模Webサービスの運用経験があるスーパー・エンジニアであれば、年収1,000万出してでも欲しがる企業だってあるでしょう。
ですから、「webプログラマは平均年収が○○万円!」というのを調べても、はっきり言って全く無意味だと思ってください。
webプログラマになったとして、どのくらいの年収がもらえそうかというのが知りたければ、
あなたの経験やスキル、使える言語などの条件を入力して、実際に転職サイト等で検索してみる方が確実なデータだと言えると思います。
大手メディアを除き、ネット上の情報はかなり信頼性が低い?
また、ここでご紹介させていただいているのは真っ当で信頼できるサイト様ばかりですが、
LinuxやApacheを「プログラミング言語」と言っていたり、「XML、PHP、Javaのようなデータベース系言語を使うDBエンジニア」などと意味不明な説明をしていたりと、かなり信憑性に不安があるサイトが平気でgoogle検索の上位に表示されたりしていますので、注意が必要です。(Google先生、しっかりして!)
webプログラマの年収が気になっているなら、プロに聞くのが最も確実
webプログラマの年収は非常に幅があり、その人と会社によって全く違うのがお分かりいただけたかと思います。
あなたがWebプログラマへの転職を考えていて、その上でどのくらい給料をもらえるんだろう?ということが気になっているのであれば、ネットで検索する情報よりも、転職のプロである転職エージェントに聞くのが最も確実です。