もくじ
派遣で働くSEは、中間マージンを抜かれまくってることに気づいた方がいい
「派遣なのに正社員並の仕事をやらされ辛い」
「このまま派遣でSEやってても、キャリアの先が見えない」
派遣でSEをやっていると、仕事は周りの正社員たちと同等かそれ以上のことをやっているにも関わらず、待遇や給与の面で差をつけられ、辛い、辞めたいと思うことも少なくないと思います。
頑張って働いてもなかなか時給が上がらなかったり、大した福利厚生や将来の安定的な身分の保障も無いままに、派遣でSEを続けていてもメリットはあまり無いかもしれません。
しかも、派遣として働いているということは、多額の中間マージンを派遣会社に持って行かれているということでもあります。
本来、あなたの働きに対して支払われているはずのSE単価の何割かを派遣会社にマージンとして黙って差し出すのはもうやめにしませんか?
派遣SEが、確実に給料をアップさせる方法
ひとつ、派遣として働くSEが、確実に給料をアップさせる方法があります。
それは、派遣会社を辞め、フリーランスのSEとして独立することです。
フリーランスのSEとして直接案件を受注すれば、派遣会社に持って行かれてた多額の中間マージンを支払うことなく、あなたの給料として受け取ることができるのです。
「派遣会社からの紹介がなかったら、誰から仕事もらえばいいの?
「自分で案件とってくるなんて無理!営業とかしたくないし…」
「独立なんて、一部のスゴい出来るエンジニアじゃなきゃやってけないでしょ?」
と思われる方がほとんどだと思いますが、実は、SEという職種ならフリーランスとしてやっていくのもそれほど難しくないのです。

勘違い①:フリーSEは自分で営業して案件をとってこなければならない
フリーランスのSEというと、必ず聞かれるのが「どうやって仕事とってきてんの?」という質問です。
自分でどこかの会社に営業をかけたり、知り合いのツテで仕事を紹介してもらっているというイメージがあるかもしれませんが、フリーランスSEが自分で案件を探す必要はありません。
今、フリーSEの間で主流なのは、@agentなどの「フリーランス案件紹介エージェント」から紹介を受け、案件を受注する方法です。
Webからこれらのフリーランス案件紹介エージェントのサービスに登録しておくと、専任のエージェントが向こうから案件を持ってきてくれるので、受注したい案件を選ぶだけでOKなのです。
勘違い②:フリーでやっていけるのは一部のスゴい人だけ
「フリーのエンジニアとして独立しています!」なんて話を聞くと、さぞ優秀で、1人でなんでもできるスゴい人のように感じてしまいます。
しかし、超優秀なスゴいSEしかフリーランスSEになれないかと言うと、決してそんなことはありません。
普通に派遣で何年か現場経験のあるSE・PGの方であれば、フリーSEとして受注した案件に参加しても、まずやっていけるでしょう。
というのも、先にご紹介した@agentなどのエージェントを利用すれば、使える言語や技術、これまでの現場経験を踏まえて無理のない案件を選んで紹介してくれます。
ですから、これまでに普通にやってきたことの範囲で通用する現場を選んで、フリーSEとして働き始めることができるのです。
派遣SEたちよ、立ち上がれ!いつまでも中間搾取を許すな!
フリーランスのSEとして働くことは、決して一部の人だけに関係ある話ではありません。
正社員並みの手厚い保障が用意されているわけでもないのに、なぜかしっかり中間マージンだけは抜かれているなんて、あまりにも不公平だと思いませんか?
今すぐに派遣SEをやめ、フリーになる決断をする必要はありませんが、
少なくとも、自分のスキルなら本来どれだけの単価がもらえるのかということくらいは知っておいた方が良いでしょう。
何も知らずに、ただ派遣会社に言われたままに現場に行き、本来支払われている単価から中間マージンを抜かれていることを知らずに働き続けるのか、
フリーランスとして案件の紹介を受け、今の数倍の給料を受け取るのかでは、あまりにも大きすぎる差が出てきます。
このまま派遣SEとして働き続ける以外に、フリーのSEになるという選択肢があることだけは知っておいてくださいね。