もくじ
インフラエンジニアは「オンプレ+クラウド」の双方に精通すべし!
AWS等のクラウドの台頭により、需要がなくなるのではないか等、その将来性に悲観的な予測をされることの多いインフラエンジニア。
しかし、いくらクラウドが便利になったとしても、すべてのシステムがクラウドで代替可能なわけではありません。
インフラエンジニアは、主流となりつつあるクラウドの技術習得を急ピッチで進めつつも、オンプレミスでのインフラ構築もいざとなればできるよう、
「オンプレ+クラウド」のハイブリッド・インフラエンジニアを目指しましょう。
インフラエンジニアの将来は、クラウドなしでは語れない
今後、インフラの分野ではAWS(Amazon Web Services)をはじめとした、IaaSと呼ばれるクラウドでのインフラ活用への対応が必須となります。
自社でデータセンターを持っている場合などは、ハードウェアの点検・交換や故障の対応、ベンダーのサポートが切れた機器の代替検討・交換など、ハードウェアの維持管理にかなり手間を取られてきました。
しかし、AWS等のクラウド・インフラストラクチャを利用すれば、これらハードの運用のことはAmazonなどの管理側で全てやってくれ、必要なインフラ資源のみを提供してくれます。
利用するインフラエンジニアは、ハードのことを一切考えなくて済むのです。
また、システムの利用者が増えた場合や、ネットワークのトラフィックが急激に増大した時など、インフラリソースを増やす必要に迫られた時も、クラウドなら簡単に対応可能です。
例えば、AWSのAutoScalingなどの機能を利用すれば、CPU使用率や負荷状況などの条件を設定しておけば、必要に応じで自動でサーバー等のインフラリソースを増やしてくれます。
エンジニアが四六時中張り付いておいたり、夜中に駆けつけて対応する必要がなくなるのです。
このように、AWSなどのクラウド・インフラストラクチャは、面倒な管理業務を丸投げし、必要な時に必要なだけのリソースを確保することができる、非常に便利なサービスであり、これらクラウドを活用することは、これからのインフラエンジニアにとって最重要課題の一つと言えます。
オンプレミスでの構築・運用も需要は無くならない
前述したように、ハード管理の手間のなさや、スケーラビリティの面で非常に有利なクラウドですが、常に万能というわけではありません。
金融業界や、機密事項を扱う企業のような、信頼性・セキュリティの面からクラウドでの運用と相性の良くないシステムの場合、オンプレミスでのシステム運用の必要が出てきます。
オンプレミスとは、自社運用型のシステムのことで、現在主流のクラウドとは逆に、ネットワークやサーバーを自社内に自前で用意し、システムの運用を行うことです。
将来的にクラウドがますます普及し、オンプレミスでのシステム運用は需要が減っていくと予測されていますが、かといって完全になくなることは考えにくく、金融、官公庁などの機密性・信頼性が求められる分野での需要はなくなることはありません。
オンプレミスでのシステム構築を行う場合、ハードウェアの設計構築・運用や、自前でのネットワーキングの知識・経験が必要となりますから、こうした自前でのインフラを構築できるエンジニアへの需要も一定数存在し続けると考えられています。
インフラエンジニアの将来はできるだけ多く現場での経験を積むことが重要になる
インフラ関連の技術・経験は、アプリ系などの他の分野に比べて、独学で習得することが困難です。
中古で何台かPCを買ってきてネットワークを構築し、Webサーバーを立てたりすることくらいは個人レベルでも可能ですが、業務レベルのある程度大規模なシステムの構築・運用経験、トラブル対応の経験などは、実務を通じて習得するしかない部分があります。
インフラエンジニアの業務は、実際に自分で手を動かして色々と経験しないと、なかなか技術が身につかない分野なのです。
しかし、その分参入障壁が高く、スキルと経験を身につけてさえしまえば希少価値を高めやすい分野でもあります。
そのため、インフラエンジニアは他のアプリ系エンジニアにも増して、現場での経験をできるだけ多く積むことが非常に重要です。
インフラエンジニアとして武器になる経験を積むには、レバテックに相談しよう


レバテックキャリアは、エンジニアの転職を専門に扱ってきた経験から、IT業界と技術への理解度がとても深いです。
開発現場のPMなどにもヒアリングを行い、開発に利用するツールのバージョンまで把握するほどの現場主義。
しかも、レバテックには元SEのキャリアアドバイザーが在籍しており、
「Microsoft Azureの経験を生かして、もっと大規模なインフラの経験を積みたい!」
「これから絶対に伸びる、AWSの実務経験ができる現場を紹介してほしい!」
などの具体的な要望を出しても、スムーズに話が通じます。
「この会社なら、AWSのかなり大規模なインフラ構築の経験できますよ!」
などといった感じで、インフラエンジニアとしての具体的なキャリアプランを一緒に考えてくれますよ!
採用予定人数に達するとすぐに募集が締め切られてしまうため、いい条件の求人は一瞬で定員となり、募集が終了してしまうケースが非常に多いです。
なので、たとえ今すぐに転職するつもりがなくても、転職サイトへの登録は済ませておき、いい求人が出たらすぐに対応できるように日頃から情報収集しておくのが大切です。